ジュラシック・パークは、1993年に名匠スティーブン・スピルバーグ監督によって、同名のマイケル・クライトンの小説を原作として鮮やかに映像化されました。
恐竜をテーマにしたスリリングなパニック映画として、特にCG技術と緊張感あふれるアクションシーンが話題を呼び、シリーズを通じて世界中の映画ファンに高く評価され、映画史にその名を刻んでいます。
思い起こせば、私が初めてジュラシック・パークを観たときのこと。
映画館の暗闇の中で恐竜たちがスクリーンを彩り、まるで遠い昔、恐竜の世界にタイムトラベルしたかのような感覚に包まれました。当時としては画期的なCG技術により、リアルな映像がそこにはありました。
その後も多くの人に愛され、『ジュラシック・パーク』シリーズのあとに『ジュラシック・ワールド』シリーズとなり、全6作品が公開されています。
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『ジュラシック・パーク』シリーズを見る順番は?|公開順・興行収入ランキング
『ジュラシック・パーク』シリーズは公開順にみるべき
公開年 | 作品名 |
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1993年 | ジュラシック・パーク |
1997年 | ロストワールド/ジュラシック・パーク |
2001年 | ジュラシック・パーク3 |
2015年 | ジュラシック・ワールド |
2018年 | ジュラシック・ワールド/炎の王国 |
2022年 | ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 |
『ジュラシック・パーク』シリーズは、全作みなければ分からない、ということはなくて1つの作品をみるだけでも十分楽しめる内容になっています。
しかし、公開順に見ることで時系列に沿ったストーリー展開や、登場人物のつながりがより深く理解できます。一連のストーリーを楽しむには、【公開順で見るのが最適】です。
『ジュラシック・パーク』シリーズは、大人から子供まで楽しめる筆者おすすめの映画です!
『ジュラシック・パーク』シリーズの歴代興行収入ランキング
『ジュラシック・パーク』シリーズの歴代興行収入ランキングは以下の通りです。
公開年 | 作品名 | 興行収入 |
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2015年 | ジュラシック・ワールド | 16.71億ドル |
2018年 | ジュラシック・パーク/炎の王国 | 13.10億ドル |
1993年 | ジュラシック・パーク | 10.46億ドル |
2022年 | ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 | 10.04億ドル |
1997年 | ロストワールド/ジュラシック・パーク | 6.186億ドル |
2001年 | ジュラシック・パーク3 | 3.688億ドル |
シリーズの中でも2015年公開の「ジュラシック・ワールド」と2018年公開の続編「ジュラシックワールド・炎の王国」が高い興行収入を記録しています。
1993年公開の「ジュラシック・パーク」も、当時としては驚くべき10.46億ドルの興行収入をあげていますね。
「忙しくて全部見れない」という人は興行収入の高い作品の中から選ぶのもありです。
『ジュラシック・パーク』シリーズってどんな映画なの?|あらすじ・キャスト
シリーズの概要|「ジュラシック・パーク」旧3部作と「ジュラシック・ワールド」3部作
『ジュラシック・パーク』シリーズは大きくわけて「旧3部作」と「新3部作」に分かれます。そして、旧3部作は「ジュラシック・パーク」、新3部作は「ジュラシック・ワールド」がタイトルになっています。
旧3部作『ジュラシック・パーク』 |
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ジュラシック・パーク |
ロストワールド/ジュラシック・パーク |
ジュラシック・パーク3 |
旧3部作では、絶滅した恐竜のDNAを再生し、人工的に再現された恐竜を見ることができるテーマパーク「ジュラシック・パーク」が舞台となります。
新3部作『ジュラシック・ワールド』 |
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ジュラシック・ワールド |
ジュラシック・ワールド/炎の王国 |
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 |
そして「ジュラシック・ワールド」では旧3部作から22年後の世界が描かれます。
旧3部作では、ジュラシック・パーク計画は恐竜を管理することができずに、失敗に終わっていますが、「ジュラシック・ワールド」ではパークが完成し、観光地として運営されています。
新3部作では、恐竜を管理するために最先端のテクノロジーが導入され、さらに新しい恐竜も生み出されますが、それに伴いあらたな人間と恐竜とのトラブルや脅威が発生するという旧3部作を超えるエンターテインメント性の高いアクション・パニック映画となっています。
『ジュラシック・パーク/ワールド』シリーズ全6作のキャスト・あらすじ
ジュラシック・パーク (1993)
上映時間 | 126分 |
監督 | スティーブン・スピルバーグ |
製作 | キャスリーン・ケネディ ジェラルド・R・モーレン |
脚本 | マイケル・クライトン デヴィット・コープ |
キャスト | ▶サム・ニール(アラン・グラント博士):富山敬 ▶ローラ・ダーン(エリー・サトラー博士):弥永和子 ▶ジェフ・ゴールドブラム(イアン・マルコム博士):大塚芳忠 ▶リチャード・アッテンボロー(ジョン・ハモンド):永井一郎 ▶BD・ウォン(ヘンリー・ウー博士):中村大樹 |
あらすじ(タップして表示)
インジェン社のジョン・ハモンド社長(リチャード・アッテンボロー)は、最新のクローン技術を使って恐竜を現代に甦らせ、コスタリカの西方に浮かぶ『イスラ・ヌブラル島』に『ジュラシック・パーク』を建造した。
各分野の専門家を招いて安全性を調査するため、古生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)、数学者のイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)、古生物学者のエリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)、そしてハモンドの孫一行がパーク内を見学するツアーに出発する。パークはコンピュータによる制御で安全と思われたが、予期せぬトラブルが発生し、暴走する肉食恐竜に襲われる事態に・・・。
ロストワールド/ジュラシック・パーク(1997)
上映時間 | 129分 |
監督 | スティーブン・スピルバーグ |
製作総指揮 | キャスリーン・ケネディ |
脚本 | デヴィット・コープ |
キャスト | ▶ジェフ・ゴールドブラム(イアン・マルコム博士):大塚芳忠 ▶ジュリアン・ムーア(サラ・ハーディング):勝生真沙子 ▶リチャード・アッテンボロー(ジョン・ハモンド):永井一郎 ▶アーリス・ハワード(ピーター・ルドロー):牛山茂 |
あらすじ(タップして表示)
通称「サイトB」と呼ばれるイスラ・ソルナ島に極秘で作られた「ジュラシック・パーク」。閉鎖後野放しになっていたパークでは、恐竜たちが生き続けていた。
数学者のイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)は、インジェン社のジョン・ハモンド社長(リチャード・アッテンボロー)に恐竜たちの生態を調査する依頼を持ちかけられる。過去の苦い経験から最初は拒否するマルコム博士だったが、古生物学者の恋人サラ(ジュリアン・ムーア)がすでに島に向かっていることを知り、マルコム博士は再び「ジュラシック・パーク」に舞い戻ることを決意する。新社長となったピーター(アーリス・ハワード)は、インジェン社を倒産から救うため、ハンターを雇って恐竜を捕獲する計画をたてるのだが・・・。
ジュラシック・パーク3(2001)
上映時間 | 92分 |
監督 | ジョー・ジョンストン |
製作総指揮 | スティーブン・スピルバーグ |
製作 | キャスリーン・ケネディ ラリー・フランコ |
脚本 | ピーター・バックマン アレクサンダー・ペイン ジム・テイラー |
キャスト | ▶サム・ニール(アラン・グラント博士):小川真司 ▶ウィリアム・H・メイシー(ポール・カービー):納谷六朗 ▶ティア・レオーニ(アマンダ・カービー):渡辺美佐 ▶アレッサンドロ・二ヴォラ(ビリー・ブレナン):内田夕夜 ▶トレヴァー・モーガン(エリック・カービー):北尾亘 |
あらすじ(タップして表示)
エリック(トレヴァー・モーガン)はパラセーリングを楽しんでいたが、事故によって「サイトB」と呼ばれるソルナ島に不時着して行方が途絶える。
8週間後、ソルナ島観光ツアーのガイドを依頼するため、事業家を名乗るポール(ウィリアム・H・メイシー)と妻アマンダ(ティア・レオーニ)が古生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)と助手のビリー(アレッサンドロ・二ヴォラ)の元に訪れる。研究資金に困っていたグラント博士は、島の空を飛行機で回るだけならと渋々OKするが、実は彼らの目的は、ソルナ島で行方不明となった息子エリックを探すことだった。ポール夫妻は強引に飛行機を島に不時着させ、グラント博士たちは再び恐竜たちの世界に踏み入り、高い知能を持つラプトルや肉食恐竜スピノサウルスたちと対峙することになるのだが・・・。
ジュラシック・ワールド(2015)
上映時間 | 124分 |
監督 | コリン・トレボロウ |
製作総指揮 | スティーブン・スピルバーグ トーマス・タル |
製作 | フランク・マーシャル パトリック・クローリー |
脚本 | リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー デレク・コノリー&コリン・トレボロウ |
キャスト | ▶クリス・プラット(オーウェン・グレイディ):玉木宏 ▶ブライス・ダラス・ハワード(クレア・ディアリング):木村佳乃 ▶ヴィンセント・ドノフリオ(ヴィック・ホスキンス):石塚運昇 ▶ニック・ロビンソン(ザック・ミッチェル):内山昴輝 ▶タイ・シンプキンス(グレイ・ミッチェル):松岡茉優 ▶オマール・シー(バリー・センベーヌ):安元洋貴 BD・ウォン(ヘンリー・ウー博士):近藤浩徳 ▶イルファン・カーン(サイモン・マスラニ):大塚芳忠 |
あらすじ(タップして表示)
「ジュラシック・パーク」から22年の時を経て、パークは高級リゾート地「ジュラシック・ワールド」として生まれ変わっていた。マスラニ・グローバル社が経営するこのパークは、野心家のクレア(ブライス・ダラス・ハワード)が責任者として運営しており、クレアの元へ甥っ子のザック(ニック・ロビンソン)とグレイ(タイ・シンプキンス)が訪ねてくる。彼らが「ジャイロスフィア」というアトラクションに乗っていたところ、遺伝子操作によって生み出されたものの、あまりの凶暴さゆえに隔離されていた新種の恐竜「インドミナス・レックス」が脱走。クレアと恐竜監視員の元軍人オーウェン(クリス・プラット)は、事態を収拾するために奔走するのだが・・・。
ジュラシック・ワールド炎の王国(2018)
上映時間 | 128分 |
監督 | J・A・バヨナ |
製作総指揮 | スティーブン・スピルバーグ、コリン・トレボロウ |
製作 | フランク・マーシャル、パトリック・クローリー、ベレン・アティエンサ |
脚本 | デレク・コノリー&コリン・トレボロウ |
キャスト | ▶クリス・プラット(オーウェン・グレイディ):玉木宏 ▶ブライス・ダラス・ハワード(クレア・ディアリング):木村佳乃 ▶ジャスティス・スミス(フランクリン・ウェブ):満島真之介 ▶ダニエラ・ピネダ(ジア・ロドリゲス):石川由依 ▶ジェフ・ゴールドブラム(イアン・マルコム博士):大塚芳忠 BD・ウォン(ヘンリー・ウー博士):近藤浩徳 ▶ジェームズ・クロムウェル(ベンジャミン・ロックウッド):中田譲治 |
あらすじ(タップして表示)
「ジュラシック・ワールド」の崩壊から3年が経過したイスラ・ヌブラル島。島では大規模な火山噴火が予想されており、恐竜たちに危険が迫っていた。
元ジュラシック・ワールドの管理責任者で現在は恐竜保護活動を行っているクレア( ブライス・ダラス・ハワード)、元恐竜監視員のオーウェン(クリス・プラット)らは、恐竜を救出するために島に向かう。危機的な状況の中、彼らは恐竜を助け出すことができるのか? 状況は緊迫し、命を懸けた救出作戦が始まるのだが・・・。
ジュラシック・ワールド新たなる支配者(2022)
上映時間 | 147分 |
監督 | コリン・トレボロウ |
製作総指揮 | スティーブン・スピルバーグ アレクサンドラ・ダービーシャー コリン・トレボロウ |
製作 | フランク・マーシャル パトリック・クローリー |
脚本 | エミリー・カーマイケル コリン・トレボロウ |
キャスト | ▶クリス・プラット(オーウェン・グレイディ):玉木宏 ▶ブライス・ダラス・ハワード(クレア・ディアリング):木村佳乃 ▶ローラ・ダーン(エリー・サトラー博士):井上喜久子 ▶ジェフ・ゴールドブラム(イアン・マルコム博士):大塚芳忠 ▶サム・ニール(アラン・グラント博士):菅生隆之 ▶ディワンダ・ワイズ(ケイラ):伊藤沙莉 ▶マムドゥ・アチー(ラムジー):日野聡 ▶BD・ウォン(ヘンリー・ウー博士):近藤浩徳 ▶オマール・シー(バリー・センベーヌ):安元洋貴 ▶イザベラ・サーモン(メイジー・ロックウッド):住田萌乃 |
あらすじ(タップして表示)
ジュラシック・ワールドの壊滅から4年。世界は「支配者」である人類と、「かつての支配者」であった恐竜たちが混在する「ジュラシック・ワールド」になっていた。
そして恐竜の保護活動を続けるオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、クローンの少女メイジー(イザベラ・サーモン)をかくまう為に人里離れた山小屋で一緒に生活していた。
しかし、ある日メイジーはヴェロキラプトル「ブルー」の子供である「ベータ」と一緒に何者かに誘拐されてしまい、オーウェンとクレアは救出に向かう。一方、エリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)は世界中に散らばった恐竜を集めて研究をしている巨大なバイオテクノロジー会社である「バイオシン」をある目的から追っていた。そこに旧知の仲であるアラン・グラント博士(サム・ニール)、イアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)も加わり、2つの物語が交差していくのだが・・・。
シリーズの登場人物とつながり|主要人物・キーパーソン
人物相関図|おさえておきたい主要キャラクターとキーパーソン
アラン・グラント博士(サム・ニール)
アラン・グラント博士は、恐竜の研究者であり、古生物学者です。シリーズ1作目だけでなく3作目の主人公もつとめる重要人物で、シリーズ全体を通してアラン・グラント博士を演じる俳優はニュージーランド出身のサム・ニール。
アラン・グラント博士は恐竜たちがどのように生き、繁殖し、捕食するのかについて詳しく研究を行っており、そのモデルはジュラシック・パークのテクニカルアドバイザーも務めるジャック・ホーナー氏です。
エリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)
エリー・サトラー博士はアラン・グラント博士の助手であり、古植物学者です。物語の中では明確に語られることはありませんが、グラント博士とは恋人関係でもあったようです。
彼女は植物学や、恐竜の消化器官の研究に特に興味をもっています。シリーズの最終章でも、物語の鍵をにぎる重要なキーパーソンです。
イアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)
イアン・マルコム博士は著名な数学者であり、恐竜の復活に対して懐疑的な見方をもった人物として描かれ、クローンの恐竜を誕生させることの危険性について警告し続けます。
それゆえにジュラシック・パーク創設者のジョン・ハモンド氏からは煙たがられるシーンもあります。
2作目のロスト・ワールドで主役を演じるイアン・マルコム博士は、前作での警告が現実のものになったことにより、再びジュラシック・パークに戻ることになります。
【インジェン社】ジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)
ジョン・ハモンドはジュラシック・パークの創設者であり、インジェン社のCEOです。子供のような愛らしさと独特の哲学をもつ彼は、自分の作り出した恐竜たちに深い愛情を抱いています。
資産家となり、世界有数の大富豪となったハモンドは、夢であったジュラシック・パークを創設。しかしそれがすべての悲劇の始まりでした。
ヘンリー・ウー博士(BD・ウォン)
物語のすべての元凶といっても過言ではないヘンリー・ウー博士はシリーズを通じて非常に重要な存在だと言えます。彼は非常に優秀な遺伝子学者であり、ウー博士によって様々な恐竜が現代に甦ります。そして、その頭脳は時に恐怖と混乱を招くことになるのです。
オーウェン・グレイディ(クリス・プラット)
新3部作である「ジュラシック・ワールド」シリーズの主人公であるオーウェンは、ヴェロキラプトルの行動学を研究している動物学者であり、元海軍特殊部隊員でもあります。
オーウェンはジュラシック・ワールドの研究員として働き、4匹のラプトルと親密な関係を築くことに成功しています。彼はジュラシック・ワールド崩壊後も、恐竜たちを救うために行動し、生存を守るために戦います。
勇敢で知的なオーウェンは、シリーズを通じて愛されている人気キャラクターの1人です。
クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)
クレアはジュラシック・ワールドの経営に携わっていた優秀なビジネスウーマンです。ジュラシック・ワールドの崩壊後は恐竜の救出活動をするために保護団体を立ち上げ、オーウェン同様に恐竜たちを守るために奮闘します。
クレアは強い意志と責任感を持って、自分が思い描いた理想と現実の世界とのギャップに苦しみながら、最後まで恐竜たちを守るために全力を尽くします。
【マスラニ・グローバル社】サイモン・マスラニ(イルファン・カーン)
サイモン・マスラニはマスラニ・グローバル社のCFOでジュラシック・ワールドの所有者です。ジョン・ハモンド氏の会社であったインジェン社を買収し、傘下にすることでハモンドの夢を実現させた人物として描かれます。
【バイオシン社】ルイス・ドジスン(キャンベル・スコット)
ルイス・ドジスンはインジェン社のライバル会社であるバイオシン社のCEO。
第1作の「ジュラシック・パーク」ではインジェン社のプログラマー、ネドリーと共謀し恐竜胚を持ち出そうとしました。(ジュラシック・パークではキャメロン・ソアが演じています。)
シリーズに登場する恐竜たち|復活方法・詳細
恐竜を現代に復活させた方法
『ジュラシック・パーク』シリーズでは絶滅したはずの恐竜が現代に甦り、登場します。
恐竜はどうやって復活したのでしょうか?
恐竜の復活方法は、第1作「ジュラシック・パーク(1993)」の冒頭、インジェン社のジョン・ハモンド社長によって語られます。
シリーズに登場する主要な恐竜
ティラノサウルス・レックス
学名 | ティラノサウルス・レックス (Tyrannosaurus rex) |
分類 | 竜盤目 獣脚亜目 ティラノサウルス科 |
時代 | 中生代 後期白亜紀 |
産地 | アメリカ サウスダコタ州 |
ティラサウルス・レックスは、体長約12~13メートル、体重約6~7トン。北アメリカを代表する世界最大級の肉食恐竜として有名です。シリーズ屈指の知名度で、肉食恐竜といえば「ティラサウルス」という人も多いでしょう。まさに恐竜の王者です。
ヴェロキラプトル
学名 | ヴェロキラプトル (Velociraptor) |
分類 | 竜盤目 獣脚亜目 ドロマエオサウルス科 |
時代 | 中生代 後期白亜紀 |
産地 | 中国、モンゴル |
ヴェロキラプトルは体長約1.8~2m、体重15kg。1920年代に中央アジア探検隊が見つけた恐竜の1つでです。名称の「ヴェロキラプトル」とはラテン語で「素早い泥棒」という意味。
映画に登場するヴェロキラプトルは体長約4m、体重136kgと従来のヴェロキラプトルよりも大型の恐竜として登場しますが、これは映画でモデルにされたのはデイノニクスという別の恐竜で、監督のスティーブン・スピルバーグが「ヴェロキラプトル」という名前を気に入り、採用したためです。
さらに高度な知能を持ち、人間とのコミュニケーションも可能な描写がなされていたり、人間たちに対して戦略を練り、協力して攻撃する描写がありますが現実のヴェロキラプトルの姿や行動については科学的な知見が不十分であるとされているため、フィクションの色合いが強いです。
フィクションの色合いが強い分、シリーズを通じて非常に魅力のある恐竜として描かれています。
スピノサウルス
学名 | スピノサウルス (Spinosaurus) |
分類 | 竜盤目 獣脚亜目 スピノサウルス科 |
時代 | 後期白亜紀 |
産地 | エジプト、モロッコ |
スピノサウルスは体長13~15メートル、体重は約10トン。背中に大きなヒレのようなものをもつ大型肉食恐竜です。川辺や湖畔で狩りをすることができるよう、水中に潜ることができるという特徴をもっています。
映画の中でも非常に強力な肉食恐竜として描かれ、ティラサウルス・レックスの天敵として戦いを繰り広げることになります。
インドミナス・レックス
学名 | インドミナス・レックス (Indominus Rex) |
分類 | 不明(ハイブリッド恐竜) |
時代 | 現代 |
産地 | ジュラシック・ワールド内 |
インドミナス・レックスは体長16.9メートル、体重は不明。ティラサウルス・レックスをもとに遺伝子操作で創り出された恐竜です。シリーズの重要人物であるヘンリー・ウー博士によって生み出されました。
様々なDNAを混ぜ合わせることで誕生したハイブリッド恐竜で、高い知能を持ちカモフラージュ能力でカメレオンのように周囲の背景に体の色を変化させることできるチート級の能力をもった恐竜です。
インドラプトル
学名 | インドラプトル (Indoraptor) |
分類 | 不明(ハイブリッド恐竜) |
時代 | 現代 |
産地 | ジュラシック・ワールド内 |
インドラプトルは体長7.3メートル、体重1.1トン。インドミナス・レックス同様に人口的に作り出された恐竜の1種です。
「遠い過去からよみがえった未来の生き物」と評され、ヴェロキラプトルと並ぶ高い知能を持ち、レーザー照準器を使用して狙った標的を攻撃する戦闘兵器として登場します。
ギガノトサウルス
学名 | ギガノトサウルス (Giganotosaurus) |
分類 | 竜盤目 獣脚亜目 カルカロドントサウルス科 |
時代 | 後期白亜紀 |
産地 | アルゼンチン |
ギガノトサウルスは体長は約13メートル、体重は約7トン。陸上最大級の肉食恐竜として知られ、ティラサウルス・レックスにとって最も恐ろしい脅威として映画に登場し、ジュラシック・ワールドの世界でも最強クラスの恐竜として描かれました。
まさにシリーズの最後を飾るにふさわしい恐竜だと言えます。
【Q&A】『ジュラシックパーク/ワールド』に関するよくある質問
- 「ジュラシック・パーク1」の悪役は誰ですか?
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ジュラシック・パーク1の主な人間の敵役は、私利私欲のために恐竜の胚を盗もうとするデニス・ネドリーです。恐竜の中ではヴェロキラプトルとTレックスが、登場人物たちに最も大きな脅威を与えています。
- 「ジュラシック・パーク1」のヒロインは?
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ローラ・ダーン演じる古植物学者のエリー・サトラー博士が「ジュラシック・パーク1」のヒロインです。
- 「ジュラシック・ワールド」の主人公は?
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クリス・プラット演じるオーウェン・グラディが『ジュラシック・ワールド』の主人公です。彼は元海軍軍人で、パークのヴェロキラプトルを訓練する動物行動学者として登場します。
- 「ジュラシックパーク/ワールド」シリーズで一番人気なのはどの作品ですか?
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主観的な質問であり、視聴者の好みによりますが、筆者としてはまずシリーズ1作目である「ジュラシックパーク」を視聴することをおすすめします。
- ハモンドの孫は誰ですか?
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ハモンドの孫は、レックスとティムです。映画内で、二人ともジュラシックパークを訪れ、様々な恐竜との出会いや冒険を経験します。
- インドミナス・レックスとインドラプトルはどっちが強い?
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どちらが「強い」かは、状況や条件によって異なると思われます。たとえば、オープンスペースでの直接の戦闘では、サイズと力の点でインドミナス・レックスが有利に見えますが、狭いスペースや夜間の戦闘など特定の条件下では、インドラプトルの敏捷性や特殊能力が役立つでしょう。
『ジュラシック・パーク』シリーズ6作を見る順番まとめ
本記事では、映画『ジュラシック・パーク』シリーズについて、見る順番、あらすじ、登場人物や恐竜たちについての解説をしました。
- 『ジュラシック・パーク』シリーズは公開順に見る方法がもっともおすすめです。
- すべての作品を見なければ楽しめないという映画でもないので、忙しい人は気になった作品であったり、興行収入ランキング上位の作品を見るのが良いです。
自分のライフスタイルや好みに合わせて、『ジュラシック・パーク』シリーズを楽しみましょう。
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