映画『ハングオーバー』シリーズは、そのぶっとんだ設定が話題となって低予算かつ無名の俳優を起用しながらも世界中の映画ファンを魅了したコメディ映画の金字塔です。
独特のユーモアと予測不能な展開が織りなす3部作は、爆笑間違いなし!しかし、3部作をどの順番で見るべきか、迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、この記事では『ハングオーバー』シリーズの正しい視聴順と、各作品の見どころや登場キャラクターの魅力についてご紹介。シリーズを通して楽しむポイントも解説し、これから見る人も、すでに見た人も満足できる内容となっています。
ぜひ、この機会に『ハングオーバー』シリーズの魅力に触れ、新たな視点で作品を楽しんでみてください。
『ハングオーバー』シリーズを見る順番|楽しむためのポイント
公開年 | 作品名 |
---|---|
2009年 | ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い |
2011年 | ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える |
2013年 | ハングオーバー!!!最後の反省会 |
『ハングオーバー』シリーズは、ストーリー展開やキャラクターの成長を理解するために、公開順に見るのがおすすめです。
シリーズを通して、友情や成長の物語が描かれており、順番に観ることでその魅力を最大限に味わえます。
さらに、『ハングオーバー』シリーズをより楽しむための鑑賞方法として、友人や恋人と全作品を一気に鑑賞するのも楽しいです。シリーズ全作品を連続して見ることで、物語の世界にどっぷり浸かることができます。
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『ハングオーバー』シリーズってどんな映画なの?|あらすじ・キャスト・見どころ
『ハングオーバー』シリーズとは?
『ハングオーバー』シリーズとは、2009年から2013年にかけて公開されたアメリカのコメディ映画の3部作です。
シリーズは全てトッド・フィリップスが監督し、ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキス、ジャスティン・バーサが出演しています。
「ハングオーバー」は日本語で、「二日酔い」を意味します。
第1作、第2作は主人公たちが友人の結婚式の前夜に過激なパーティーを開いた結果、次の朝に記憶を失ってしまい、起こった様々な騒動を思い出しながら解決していくストーリーが展開されます。
シリーズ最終章となる第3作では、結婚式の前夜という設定から離れてストーリーが進みますが、締めくくりにふさわしい展開が用意されています。
『ハングオーバー』シリーズは独特のユーモアと予測不能な展開が話題となり、世界中で大ヒットを記録したシリーズです。各作品では異なる場所を舞台に、個性的なキャラクターたちが繰り広げる騒動が描かれ、シリーズ全体を通して見ることで、より一層楽しめる作品となっています。
『ハングオーバー』シリーズ全3作のあらすじ・見どころ
ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009)
上映時間 | 100分 |
監督 | トッド・フィリップス |
キャスト | ・ブラッドリー・クーパー(フィル・ウィネック) ・エド・ヘルムズ(ステュアート・プライス) ・ザック・ガリフィアナキス(アラン・ガーナー) ・ジャスティン・バーサ(ダグ・ビリングス) ・ヘザー・グラハム(ジェイド) |
あらすじ(タップして表示)
幸せな結婚式を控えたダグ(ジャスティン・バーサ)とその親友フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、新婦の弟のアラン(ザック・ガリフィアナキス)ら一行は、一晩だけの狂ったバチェラー・パーティーを開催するためにラスベガスに向かった。
翌朝、ホテルのスイートルームで目覚めると、部屋は大荒れ。猛獣の虎がいる上に花婿ダグが姿を消していた。さらに、一同は前夜の出来事をまったく覚えていなかった。
彼等は記憶をたどりながら、結婚式に間に合わせるべく、ダグを探すのだが…。
シリーズ全体を通しての特徴でもあるギリギリのユーモアとストーリーの舞台となるラスベガスの夜景やカジノ、ホテルなど華やかなシーンが映画を盛り上げます。
ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011)
上映時間 | 101分 |
監督 | トッド・フィリップス |
キャスト | ・ブラッドリー・クーパー(フィル・ウィネック) ・エド・ヘルムズ(ステュアート・プライス) ・ザック・ガリフィアナキス(アラン・ガーナー) ・ジャスティン・バーサ(ダグ・ビリングス) ・ケン・チョン(レスリー・チャウ) |
あらすじ(タップして表示)
ステュ(エド・ヘルムズ)がタイで挙式を挙げることになり、フィル(ブラッドリー・クーパー)、ダグ(ジャスティン・バーサ)、アラン(ザック・ガリフィアナキス)たちはタイに向かった。
前回のラスベガスでの1件を教訓に、今回は静かな前夜祭を行う予定だったが、またしても記憶が飛んでおり、今度はステュの未来の義弟であるテディ(メイソン・リー)が行方不明に。
部屋はぐちゃぐちゃ。ステュの顔にはタトゥー、テディの指、そして謎の猿。唯一無事だったダグと連絡を取りあいながら、テディの無事を祈って3人は奔走するのだが…。
今回はタイのバンコクを舞台に前作同様過激なユーモア満載の騒動が展開されます。ステュの慌てぶりは鉄板で笑えます。
ハングオーバー!!!最後の反省会(2013)
上映時間 | 100分 |
監督 | トッド・フィリップス |
キャスト | ・ブラッドリー・クーパー(フィル・ウィネック) ・エド・ヘルムズ(ステュアート・プライス) ・ザック・ガリフィアナキス(アラン・ガーナー) ・ジャスティン・バーサ(ダグ・ビリングス) ・ヘザー・グラハム(ジェイド) ・ケン・チョン(レスリー・チャウ) |
あらすじ(タップして表示)
アランの父親の死を機に、アラン(ザック・ガリフィアナキス)を心配したフィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、そして義理の兄であるダグ(ジャスティン・バーサ)は、彼の精神状態を改善させるためにリハビリ施設に連れて行こうとする。
しかし、道中でマフィアであるマーシャルに襲撃され、ダグが人質にとられてしまう。彼は脱獄したチャウ(ケン・チョン)を探していた。
チャウを連れてこなければダグを殺すと脅されたフィルたちは、必死にチャウを探そうとする。
そして、禁断の地ラスベガスに再び向かうことになるのだが…。
最終作は堂々の完結編。集大成とも言える作品です。シリーズを通じて深まっていく4人の友情は、今作では成長の物語として描かれ、ただ笑えるだけじゃない傑作映画に仕上がっています。
『ハングオーバー』シリーズの主要キャスト
フィル・ウィネック(ブラッドリー・クーパー)
ブラッドリー・クーパーが演じるフィルは、『ハングオーバー』シリーズにおいてリーダー的存在であり、クールで頼りになるキャラクターです。しかし、その一方で彼はトラブルメーカーでもあり、時折無茶な行動を起こします。
フィルは学校の教師であり、ダグとステューの親友で、彼らとの絆は非常に深いものがあります。自信に満ちた性格でグループのまとめ役を担い、冷静さとカリスマ性を兼ね備えています。そのため、彼が率先して行動することで、物語の展開が加速していくことが多々あります。
しかし、フィルが突っ走るあまり、時には予想外のトラブルに巻き込まれることも。そのような状況下でも、彼は冷静に状況を判断し、仲間を助ける役割を果たします。
ステュアート・プライス(エド・ヘルムズ)
エド・ヘルムズが演じるステュは、気弱で真面目な歯科医であり、彼の人生は『ハングオーバー』シリーズを通じて大きく変化していきます。彼のキャラクターは、観る者にとって共感できる部分が多く、人気の高い存在です。
最初は気弱で消極的な性格のステュですが、物語が進むにつれて勇敢さや行動力が増していきます。彼の成長は、友情や困難な状況に立ち向かう力の大切さを教えてくれる重要な要素です。
真面目な見た目とは裏腹に、ストリッパーと結婚したり、顔面にタトゥーを彫り込むなど、ステュは予測不能な行動を繰り返します。そのイカれた一面が観る者を魅了し、個性豊かなキャラクターの中でも特に注目を集めています。個人的にも1番好きなキャラクターです。
ダグ・ビリングス(ジャスティン・バーサ)
ジャスティン・バーサが演じるダグは、第1作目のキーとなる新郎であり、友人たちの冒険のきっかけを作る人物です。アランの義理の兄であるダグは、穏やかで真面目な性格を持ち、他の3人のキャラクターとは対照的な存在です。
この対照的な存在が、『ハングオーバー』シリーズの物語にさらなる深みをもたらします。彼は、フィル、ステュ、アランとは異なる視点を持ち、彼らの過激な行動に対して理性的な判断を下すことができるキャラクターです。そのため、彼の存在が物語のバランスを保っています。
アラン・ガーナー(ザック・ガリフィアナキス)
ザック・ガリフィナキスが演じるアランは、『ハングオーバー』シリーズの中でも特に印象的なキャラクターです。
彼はおバカで無邪気な性格であり、その思わぬ行動が度々騒動の引き金になります。アランは、義兄ダグとは対照的に、精神的に不安定な一面を持ち、他人との関わりが苦手です。独自の世界観とその無邪気で子供っぽい性格から、予測不能な行動を繰り返すことが多く、観客にとっては面白くも愛らしい存在となっています。
しかし、アランの行動は時に危険で無謀な面もあり、実際に自分の周りにこのような人物がいたら、驚くばかりで困惑することでしょう。そんな彼が、シリーズを通して成長し、仲間たちとの絆を深める様子は感動的です。
また、アランのキャラクターは、社会的に疎外されたり、理解されにくい人々への共感をもたらすかもしれません。彼がストーリーの中で周囲の人々と関わり合い、彼らと共に問題を解決していく過程で、アラン自身も人間的な成長を遂げます。その姿は、観る者の心に残るエピソードとなっています。
レスリー・チャウ(ケン・チョン)
ケン・チョン演じるレスリー・チャウは、アジア系のギャングで、シリーズ当初は悪役として登場しますが、その圧倒的な存在感から2作目では大幅に登場シーンが増え、シリーズにおいて不可欠な人物として成長していきます。
次第にアランと親密になり、彼とともにシリーズを盛り上げる重要なキャラクターへと発展していく過程が描かれます。レスリー・チャウは、独特のユーモアと破天荒な性格で観客を魅了し、物語の中で多くの笑いを届けてくれます。
レスリー・チャウはまさに『ハングオーバー』シリーズの隠れた看板キャラクターであり、彼が登場すると物語のテンポとユーモアがパワーアップします。
作中に登場するロケ地はどこ?|物語の魅力を引き立てる豪華な舞台
シーザーズ・パレス
ラスベガスの象徴ともいえる「シーザーズ・パレス」は、映画「ハングオーバー」の舞台となってことでも有名です。豪華な客室、数々のレストラン、そして迫力あるカジノで知られており、まさにラスベガスの魅力を凝縮したリゾートホテルです。
ベラージオ・ホテル&カジノ
有名な噴水で知られるこの高級リゾートは、映画1作目に少しだけ登場します。
ネバダ砂漠
ラスベガス周辺の広大なネバダ砂漠が舞台となるシーンもあり、街の華やかさとは対照的な雰囲気を醸し出しています。
デュシ・タニ・クラビ・ビーチ・リゾート
シリーズ2作目、舞台はタイ。冒頭にステュの婚約者ローレンとハグするシーンはこのホテルで撮影されています。
プーレイ・ベイ・ア・リッツ・カールトン・リザーブ
ステュとローレンの結婚式のシーンは「プーレイ・ベイ・ア・リッツ・カールトン・リザーブ」で撮影されています。タイの美しいビーチと緑豊かな自然に囲まれたリゾートホテルです。
スカイバー・バンコク
スカイバー・バンコクはルブア・ステートタワーの最上階にあるバーです。その展望デッキからはタイの首都バンコクのパノラマビューが楽しめます。
メイン・ストリート・ペドラーズ・アンティーク・モール
「ハングオーバー!!!最後の反省会(2013)」に登場。舞台は再びラスベガス。アランが一目惚れするキャシーの働くお店です。
『ハングオーバー』シリーズ|【Q&A】よくある質問
- ハングオーバーとはどのような意味のスラングですか?
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ハングオーバーは、英語で二日酔いを意味するスラングです。映画では、主人公たちが酔っ払って起こした騒動を解決するというストーリーが展開されています。
- 『ハングオーバー』シリーズの作品は、どの順番で面白いとされていますか?
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意見は人それぞれですが、一般的には最初の『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』が最も面白いと評価されており、続く『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』と『ハングオーバー!!!最後の反省会』の順がおすすめです。
- 『ハングオーバー』シリーズに似た映画はありますか?
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『ハングオーバー』シリーズに似た映画として、『プロジェクトX』や『21 & Over』など、友人たちが騒動に巻き込まれるコメディ映画が挙げられます。
- 『ハングオーバー』シリーズでストリッパー役を演じた女優は誰ですか?
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『ハングオーバー』でストリッパー役を演じた女優はヘザー・グラハムです。彼女は、シリーズの最初の作品でジェイドというキャラクターを演じています。3作目にも登場します。
- マイク・タイソンはどの『ハングオーバー』作品に出演していますか?
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マイク・タイソンは、『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』と『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』の2作品に出演しています。本人役で登場し、独自のユーモアで映画に彩りを添えています。
- 『ハングオーバー』シリーズがつまらないと感じる理由は何ですか?
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人によっては、過激なユーモアや繰り返される騒動が好みでないことが理由として挙げられます。また、シリーズが進むごとに新鮮味が薄れると感じる人もいます。
- 『ハングオーバー』シリーズはどのような視聴者におすすめですか?
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『ハングオーバー』シリーズは、過激なユーモアと驚きの展開が好みの視聴者におすすめです。友人や家族と一緒に観て、楽しい時間を過ごしたい人にもぴったりの作品です。
- 『ハングオーバー』の俳優で死亡したのは誰ですか?
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死亡したのは警官役で出演していた米コメディアン、ブロディ・スティーブンス氏です。享年48歳。
【まとめ】『ハングオーバー』シリーズ3作を見る順番|基本は公開順
本記事では、『ハングオーバー』シリーズを見る順番・あらすじやキャスト、そして映画をより楽しむための情報について解説をしました。
- 『ハングオーバー』シリーズは公開順で視聴することがおすすめ。ストーリー展開やキャラクターの成長をより理解しやすくなります。
- シリーズを通して、友情や成長の物語が描かれており、順番に観ることでその魅力を最大限に味わえます。
- より楽しむためには、友人や恋人と全作品を一気に鑑賞するのも楽しいです。シリーズ全作品を連続して見ることで、物語の世界にどっぷり浸かることができます。
これらのポイントを押さえて、『ハングオーバー』シリーズを楽しく鑑賞しましょう。おバカで笑える映画を通して、元気がもらえること間違いなしです。